五十歩百歩

 最近、落ち目の安倍政権と比較して、
「小泉時代はよかった」と美化する傾向がありますが、
冷静に振り返れば、五十歩百歩だと思います。
(以下の「朝貢 2004 5 22」を参照)
 他にも似たような話を知人から聞きました。
これは、人づてに聞いた話なので、本当かどうかわかりませんが、
だいたい、以下のような内容だったと思います。
「小泉首相(当時)が、演説で、
『郵政民営化すると、外交問題も解決する』と絶叫すると、
それを聞いていた聴衆は感動し、感激した」という話です。
 これでは、常識を疑うような話ですので、
さすがに「作り話」でしょうね。

朝貢 tribute 2004 5 22

 今回(2004年5月22日当時)、日本の首相が訪朝することは、
北朝鮮から見れば、「朝貢」に見えるでしょう。
日経ビジネスEXPRESSには、このような記事がありました。
(以下、引用です)
 前回、拉致被害者「本人」を「迎え」に行ったのは、
内閣参与と外務省の課長だった。
 順番から言うと、
次は、先方が交通費をかけて、「送り」に来るべきところだ。
かつ、今度は、「本人」でなく、その「家族」であって、
それを、またもや「迎え」に行こうという。
 しかも、一挙に格が上がり、総理大臣が行くという話で、
世間一般の外交儀礼的常識から見ると、
いかなる見地からしても、著しく平衡を欠いた選択だ。
 「仮に、たとえばの話だが、
フロリダから拉致された米国人の『家族』を引き取りに、
ブッシュ大統領が、キューバのカストロ議長へ会いに行きますか。」などと、
反語的質問を記者たちにする人もいたくらいである。
「朝貢」
外国人が来朝して、貢ぎ物を奉ること。















































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